Rudolf Hecke – God Is Dog Spelled Backwards (1989)
Rudolf Hecke『God Is Dog Spelled Backwards』
ベルギーのポップ/ロック・アーティスト、Rudolf Heckeによる『God Is Dog Spelled Backwards』は、1989年にベルギーでリリースされた作品。1982年から音楽活動を続けてきた彼のキャリアの中でも、80年代後半の空気をそのまま切り取ったような一枚として位置づけられる。
作品の輪郭
ジャンルはロック。派手さを前面に出すというより、曲の骨格をきっちり組み立てて聴かせるタイプの流れが想像しやすい作品名でもある。タイトルの印象もあって、少しひねりのある視点を持ったロック作品という見方ができそうだ。
1989年という時代を踏まえると、シンセや打ち込みが全面に出る流れと、バンド感を残したロックの両方が並走していた時期でもある。この作品も、そうした80年代後半のロック文脈の中で捉えると輪郭が見えやすい。
サウンドの印象
リズムはきっちり前へ進むタイプ、質感は比較的すっきりした時代感のある仕上がりとして聴こえてきそうだ。ボーカルを中心に曲を押し出す構成や、ロックらしい直線的な展開がポイントになりやすい。
アーティストの位置づけ
Rudolf Heckeは1961年生まれのベルギーのポップ&ロック・アーティストで、1982年に音楽業界へ入った人物。『God Is Dog Spelled Backwards』は、彼の活動の中でも80年代のベルギー・ロックの流れを感じさせる時期の作品として見られる。
同時代との関係
ベルギーのロック/ポップ・シーンは、英米の影響を受けながらも、ローカルな作家性を持つアーティストが点在していた時代。Rudolf Heckeの作品も、その中で個人の表現を前に出した一枚として捉えやすい。
まとめ
『God Is Dog Spelled Backwards』は、1989年のベルギー発ロック作品として、Rudolf Heckeの活動を知るうえで押さえておきたいタイトル。80年代後半らしい手触りの中に、アーティストの個性がどう出ているかを確かめたくなる作品である。
トラックリスト
- A1 A Loss (5:49)
- A2 Bring Him Down (3:07)
- A3 The Children Of Elm Street (5:24)
- A4 Guardian Angel (5:19)
- A5 One Last Summer (2:45)
- A6 God=Dog Spelled Backwards (0:04)
- B1 Eyes Of Crows (4:27)
- B2 Together (3:48)
- B3 In Every Mind Some Rain Must Fall (3:47)
- B4 It’s A Shame (2:55)
- B5 An Awful Gift (4:07)
- B6 Dream Of Nico (4:54)