Nick Heyward – On A Sunday / When It Started To Begin (1983)
Nick Heyward / On A Sunday / When It Started To Begin
Nick Heywardは、Haircut One Hundredの中心人物として知られるポップ・シンガー/ソングライター/ギタリスト。こちらの「On A Sunday / When It Started To Begin」は、1983年に登場した作品で、彼のソロ活動初期を示す1枚として位置づけられる。
作品の印象
サウンドは、ロックを土台にしたポップ・ロック寄りの作り。軽快なリズムと、細かく動くギターのフレーズ、耳なじみのよいメロディが前に出るタイプで、80年代初頭らしい明快さがある。派手に押し切るというより、曲の輪郭をきっちり見せるつくり。
Nick Heywardらしい、メロディ重視の感覚がはっきり出ているのもこの時期の特徴。Haircut One Hundredでの成功を経たあとも、そのポップ・センスをソロでどう展開するかが見えやすい内容になっている。
時代背景と立ち位置
1983年という時期は、英国のポップ・ロックが洗練された形で広がっていた頃。ギター・バンドの勢いと、ラジオ向けの親しみやすいメロディが同居していた文脈の中で、この作品も自然に収まっている。Haircut One Hundred周辺の流れを思わせる点もありつつ、ソロならではの整理された印象もある。
代表曲としての見どころ
タイトル曲の「On A Sunday」と「When It Started To Begin」は、この作品を語るうえで外しにくい存在。特に「When It Started To Begin」は、Nick Heywardの初期ソロを代表する曲として触れられることが多く、軽やかなギターときれいに流れるボーカルが印象に残る。
まとめ
「On A Sunday / When It Started To Begin」は、Nick Heywardのポップ・センスがソロ名義で立ち上がっていく1983年の一枚。ロックの骨格の上に、軽快なリズムとメロディを置いた作品として、初期80年代の空気をよく映している。
トラックリスト
- A1 On A Sunday (Full Length)
- A2 Stolen Tears
- B1 Blue Hat For A Blue Day
- B2 When It Started To Begin (Re-Recorded)
- B3 The Kick Of Love (Instrumental)