Delegation – Delegation (1981)
Delegation『Delegation』(1981年)
イギリス・バーミンガム出身のソウル・ヴォーカル・グループ、Delegationによる1981年作。Ricky Bailey、Ray Patterson、Len Coleyを中心に活動を始め、のちにBruce Dunbarを加えた編成で知られるグループで、プロデュース面ではKen Goldが全体を支えている。
作品の輪郭
ジャンルはFunk / Soul、スタイルはSoul。グループ・ヴォーカルを軸にした流れの中で、リズムは軽快さを保ちながら、歌の運びでしっかり聴かせるタイプの一枚という印象。ベースやドラムの推進力に、コーラスのまとまりが重なる構成が想像しやすい作品。
同時代のUKソウルらしい感触もありつつ、アメリカのソウル/ファンク文脈ともつながるサウンド。ShalamarやTavaresのようなディスコ期のグループもの、あるいは同じくメロディを前に出すソウル・コーラス系との比較で語られることもありそうな位置づけ。
グループの流れの中で
Delegationは1976年に結成され、1983年まで活動した英国ソウル・グループ。1981年のこのアルバムは、グループ名をそのまま冠したタイトル作として、彼らの基本形を示す一枚と見られる。のちの展開へつながる時期の作品でもあり、バンドの輪郭をつかむうえで分かりやすい存在。
代表曲との関係
Delegationはシングルでも存在感があり、「Where Is the Love (We Used To Know)」「Oh Honey」「Put A Little Love On Me」「You And I」「Heartache No. 9」などがよく知られている。アルバム単位でも、こうしたヒット曲で示されるメロディ重視の持ち味が軸になっているグループ。
ひとこと
1981年のUKソウル/ファンクの空気をまとった、Delegationの基本を押さえるタイトル作。歌のまとまり、リズムの運び、そしてKen Goldの制作色が、グループの輪郭をはっきり見せる一枚。
トラックリスト
- A1 Feels So Good (Loving You So Bad) (3:57)
- A2 Dance,Prance,Boogie (4:19)
- A3 In Love’s Time (4:00)
- A4 Singing (4:16)
- A5 Twelfth House (4:39)
- B1 In The Night (3:36)
- B2 Turn On To City Life (3:40)
- B3 Free To Be Me (4:53)
- B4 I Wantcha’ Back (3:11)
- B5 Gonna Keep My Eyes On You (3:15)