The Ravers – Bad, Bad World (Ravers Going Underground) (1969)
The Ravers『Bad, Bad World (Ravers Going Underground)』について
スペインのロック・グループ、The Raversによる『Bad, Bad World (Ravers Going Underground)』は、1969年の作品として知られる1枚。盤としては2011年にリリースされたもので、オリジナル期のサイケデリック・ロックの空気を伝える内容になっている。
アーティストの背景
The Raversは、The Tonicsがバジェット・レーベル向けに名義を変えた形とされるグループ。メンバーはCisco BerndtとManfred Oberdörfferの2人。スペイン発のロック・バンドとして、60年代末のサイケデリック・ロックの流れの中に位置づけられる存在である。
サウンドの印象
ジャンル表記はRock、スタイルはPsychedelic Rock。リズムは直線的なロックの推進力を持ちつつ、ギターや録音の質感には当時らしいざらつきが感じられるタイプの作品として捉えられる。派手に作り込むというより、バンド演奏のまとまりと、少し揺らいだ音像が前に出る印象。
60年代末のサイケデリック・ロックらしく、同時代の欧州ロックや、英米のサイケデリック・バンドと並べて語られることもありそうな立ち位置。曲の展開や音の置き方に、当時のシーン特有の感触が残る1枚といえる。
作品の位置づけ
1969年という時期は、サイケデリック・ロックがロックの中でひとつの形を作っていた頃。その流れの中で、この作品もバンドの時代感を映した記録として見ることができる。The Raversという名前で残る作品として、アーティストの活動をたどるうえでの手がかりにもなる。
まとめ
- アーティスト: The Ravers
- タイトル: Bad, Bad World (Ravers Going Underground)
- オリジナル年: 1969年
- 盤のリリース年: 2011年
- 国: スペイン
- ジャンル: Rock
- スタイル: Psychedelic Rock
60年代末のスペイン発サイケデリック・ロックとして、当時の空気をそのまま切り取ったような作品。The Tonics由来の名義としての背景も含め、バンドの流れを知るうえで興味深い1枚である。
トラックリスト
- A1 Bad, Bad World
- A2 What You Can Do For Your Country
- A3 Relaction I
- A4 Hey Joe
- A5 Biafra
- A6 Kind Of Music I
- B1 Turn In
- B2 Kind Of Music II
- B3 Mr. President
- B4 Times Have Changed
- B5 Relaction II
- B6 We’ve Got Too Much
- B7 Behave Us Of The 3rd World War