Bob Theil – Playing It All For Laughs (2003)
Bob Theil『Playing It All For Laughs』について
『Playing It All For Laughs』は、ベルギーで2003年にリリースされたBob Theilの作品です。アーティスト情報では、Bob Theilはスコットランド出身のギタリスト/シンガーとして紹介されており、フォークとロックを行き来する作風で知られています。Nick Drake、Jethro Tull、Roy Harper、Michael Chapman、Sandy Denny、Joni Mitchell、Leonard Cohenといった名前が並ぶあたりからも、シンガーソングライター系の流れにあることがうかがえます。
作品の位置づけ
この作品は2003年時点のBob Theilの音楽を知るうえでの一枚として見てよさそうです。アーティストプロフィールでは、初期作『So Far』でアコースティックなロック・サウンドに加え、いくつかの曲でGilmour風のエレクトリック・リードが入っているとされており、フォーク寄りの語り口とロックの演奏感をあわせ持つ人物像が見えてきます。そうした流れの中での2003年作、という位置づけです。
サウンドの特徴
公開されているプロフィールを踏まえると、Bob Theilの音楽は、アコースティック・ギターを軸にした曲作りと、英国フォーク/フォークロックの文脈に近い歌の運びが特徴と言えそうです。比較対象として挙げられているNick DrakeやSandy Denny、Joni Mitchell、Leonard Cohenは、いずれも歌と詞の比重が高いアーティストです。そのため、この作品もメロディや言葉の置き方を中心に聴かれるタイプのアルバムだった可能性があります。
また、プロフィールにあるように、彼のアコースティック・ロックはPink Floydにたとえられることもあり、作品によってはギターのリードが前に出る場面もあるようです。フォークの枠に収まりきらない、少しロック寄りの手触りがあることがうかがえます。
リリース情報
- アーティスト: Bob Theil
- タイトル: Playing It All For Laughs
- オリジナル・リリース年: 2003年
- リリース国: Belgium
- ジャンル: Folk, World, & Country
- 付属情報: Lyric sheet included
作品の聴きどころとして見えてくる点
この作品について現時点で確認できるのは、歌詞シートが付属していることです。歌詞を追いながら聴く前提の作品だったとも受け取れます。フォーク系の作品では、言葉の内容がそのまま曲の印象に直結することが多く、歌詞の存在感が重要になりやすいところです。
ヒット曲や代表曲については、今回の情報では確認できませんでした。したがって、この作品は特定のシングル曲で知られるというより、アルバム全体の流れで聴かれるタイプの作品として捉えるのが自然です。
まとめ
『Playing It All For Laughs』は、Bob Theilのフォーク/ロック寄りのソングライティングを2003年時点で示す作品です。英国フォークの系譜を思わせる名前が比較対象に挙げられていることからも、歌とギターを中心にした端正な作りが想像されます。ベルギーでのリリースという点も含め、英語圏のフォークロックの流れを別の土地から鳴らした記録として見ると、作品の輪郭がつかみやすいです。
トラックリスト
- A1 – Playing It All For Laughs
- A2 – Passing Us By
- A3 – Link l
- A4 – What’s It To You Blues
- A5 – Nothing To Hide
- A6 – What We Loose,What We Have
- A7 – Just The Way It Feels
- B1 – Legacy
- B2 – Small Words
- B3 – Looking At You (Love=Alive)
- B4 – Beneath These Skies
- B5 – Link ll
- B6 – Cast
- B7 – The Cynics Smile