Of Montreal – Rune Husk (2017)
Of Montreal『Rune Husk』について
『Rune Husk』は、Athens, Georgia出身のOf Montrealによる2017年の作品。電子的な質感を軸にしながら、ポップの感触とサイケデリック・ロックの要素が重なった内容として位置づけられる1枚だ。Kevin Barnesを中心に展開してきたこのプロジェクトらしく、楽曲ごとに色合いが変わる構成も特徴的。
サウンドの印象
ジャンル表記はElectronic、Pop、スタイルはPsychedelic Rock。リズムは打ち込みとバンドの手触りが行き来するような感覚があり、音の層を重ねた作りが目立つ。電子音の輪郭と、ロック寄りの推進力が同居するあたりに、この時期のOf Montrealらしさが出ている。
初期に見られた1960年代ポップやサイケデリックな感触から出発しつつ、後年はエレクトロニカ、ファンク、グラム、アフロビートの要素も取り込んできたバンド。その流れの中で見ると、『Rune Husk』もまた、そうした変化の延長線上にある作品といえそうだ。
作品の位置づけ
2017年作としての『Rune Husk』は、Of Montrealのディスコグラフィーの中でも、電子的なアプローチとポップな構成感が前面に出た時期の作品。Kevin Barnesを軸にしながら、多数のメンバーが関わる体制もこのバンドの特徴で、音の広がりにもその集団性が反映されている。
文脈と関連性
Of Montrealは、同時代のインディー・ポップやサイケデリック・ロックの文脈で語られることが多い存在。そこにエレクトロニックな処理やファンク的なノリが加わることで、単純なギターバンド像には収まらない作りになっている。PrinceやDavid Bowieの影響が挙げられることも、このバンドの音像を理解するうえでひとつの手がかりになりそうだ。
作品情報
- アーティスト: Of Montreal
- タイトル: Rune Husk
- リリース年: 2017年
- リリース国: US
- ジャンル: Electronic / Pop
- スタイル: Psychedelic Rock
Of Montrealの2017年作として、電子的な質感とサイケデリックな感触が交差する1枚。
トラックリスト
- A1 Internecine Larks
- A2 Stag To The Stable
- B1 Widowsucking
- B2 Island Life