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Prelude – After The Gold Rush (1974)

Prelude『After The Gold Rush』について

Preludeの「After The Gold Rush」は、1974年にアメリカでリリースされた作品。イングランド北東部ゲーツヘッド出身の男女ボーカル・フォーク・トリオが、Neil Youngの同名曲を取り上げたもので、グループ名を広く知らしめた代表曲として扱われている。アーティストのプロフィールでも触れられている通り、最もよく知られる編成はBrian Hume、Irene Hume、Ian Vardyの3人で、1970年に結成された。

作品の位置づけ

Preludeにとっては、1973年のファースト・アルバム『How Long Is Forever?』から生まれた一曲で、そこからシングルとして切り出されたのがこの「After The Gold Rush」。つまり、単独のヒット曲というより、バンドの初期を代表する録音として受け止められている作品だ。オリジナル・アルバムの流れの中で育った曲が、のちに広く聴かれるようになった形でもある。

曲の特徴

この曲はア・カペラ版として知られている。Neil Youngの原曲を、Preludeは声の重なりでまとめ上げていて、楽器を強く前面に出すタイプではない。フォーク・グループらしい編成を生かした構成で、歌声そのものが曲の中心になっている。聴きどころは、メロディの運びよりも、3人のボーカルの並び方やハーモニーのまとまりにある。

録音はロンドンのScorpio Soundで行われている。リリース・ノートには、ColumbiaのSanta Mariaプレスで、ランアウトに「S /」の刻印が入ることが記されている。こうした細かな盤の違いは、US盤コレクションでは確認ポイントになりやすい。

当時の反応

この曲は英国と米国の両方でチャート入りしている。英国では1974年1月26日にTop 50へ入り、9週間チャートにとどまり、最高21位。アメリカでは1974年2月11日にBillboard Hot 100へ入り、5週間のチャート・インとなって最高22位を記録している。Preludeの名前が国際的に広まった要因として、この成績はかなり大きい。

同時代の文脈

1970年代前半のフォーク・シーンには、シンプルな編成でボーカルの重なりを前面に出すグループがいくつかあった。Preludeもその流れの中に置ける存在で、英国のフォーク・コーラス感覚と、当時のポップ・ロック寄りの聴かれ方が交差している印象がある。Neil Youngの楽曲を選んだ点も、同時代のシンガーソングライター文化との接点を示している。

まとめ

Preludeの「After The Gold Rush」は、Neil Youngの楽曲を素材にしながら、Prelude自身のボーカル・アレンジで形を作った1974年の代表曲。グループの出自がフォークにあること、そしてア・カペラでヒットを得たことが、この一曲の輪郭をはっきりさせている。作品としては、バンドの初期キャリアを語るうえで外せない録音と言えそうだ。

トラックリスト

  • A1 – After The Gold Rush (2:07)
  • A2 – Dear Jesus (3:50)
  • A3 – To Hell With The War (2:58)
  • A4 – Lady From A Small Town (3:06)
  • A5 – Rufus (1:03)
  • A6 – Open Book (3:06)
  • B1 – Hotel Room (4:31)
  • B2 – Rock Dreams (1:48)
  • B3 – Fly (3:34)
  • B4 – Adventures On The Way (5:22)
  • B5 – Follow Me Down (3:36)

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2026.07.06
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