Wired Mind – Mindstate:Dreamscape (2015)
Wired Mind『Mindstate:Dreamscape』(2015)
UKのWired Mindによる『Mindstate:Dreamscape』は、2015年に登場した作品。リリース国もUKで、同年プレスの盤として流通している。ジャンル表記はRock、スタイルはPsychedelic Rock、Krautrock、Stoner Rock、Space Rock。タイトルからも分かる通り、意識の流れや浮遊感を軸にしたサイケデリック寄りの作品として位置づけられる一枚だ。
作品の概要
公開されている情報を見る限り、Wired Mindのアーティストプロフィールやメンバー情報は確認できない。とはいえ、Bandcampで作品群がまとまっていることから、2010年代のインディペンデントなロック・シーンの中で活動していたユニットと捉えられる。『Mindstate:Dreamscape』はその中でも、バンド名とタイトルの両方に「内面のイメージ」「夢の風景」を感じさせる要素があり、音像重視の作品であることを示している。
この時期のUKのサイケデリック/スペース・ロック周辺では、長尺の展開、反復するリフ、エフェクトのかかったギター、モーターリックな推進力を持つ演奏がよく見られる。『Mindstate:Dreamscape』も、そうした同時代の文脈に置いて見られる作品だろう。
盤の仕様
この盤は総数500枚のプレス。内訳は以下の通り。
- 透明イエローのDIE HARD版:100枚、HeviSike.com限定、刺繍パッチ付き、手書きナンバリング入り
- Kelly Green:200枚
- Halloween Orange:200枚
掲載情報上、この盤はHalloween Orange仕様のもの。バンドおよび流通経由で入手できるタイプとして案内されている。
サウンドの位置づけ
スタイル名だけを見ると、Psychedelic Rockの広がり、Krautrockの反復、Stoner Rockの重さ、Space Rockの浮遊感が並ぶ。こうしたタグが付く作品は、曲ごとのメロディよりも、リフの循環や音の厚み、演奏の持続感で聴かせることが多い。Wired Mindも、その文脈に収まるバンドとして扱われている。
同系統のUKバンドと比べると、2010年代には70年代回帰の要素を持つ作品が多く、サイケデリック・ロックの再解釈として聴かれるケースが目立つ。『Mindstate:Dreamscape』も、そうした流れの中の一枚として見ておくと整理しやすい。
曲について
今回確認できる範囲では、代表曲やシングル扱いの曲情報は見当たらない。収録曲の詳細が分かれば、曲ごとの構成やアルバム内での流れにも触れられるが、現時点では作品全体の提示にとどまる。
まとめ
『Mindstate:Dreamscape』は、2015年のUK発サイケデリック/クラウト寄りロック作品として捉えやすい一枚。限定色を含む500枚プレスという仕様も含め、インディペンデントな流通形態が色濃い。Wired Mindの作品群の中では、バンド名のイメージをそのまま音に置き換えたようなタイトルが印象に残る。
トラックリスト
- A1 – Road
- A2 – Jennifer’s Dream Of A Switchblade
- B1 – Wired Dream
- B2 – Woman