Colin Blunstone – Collected (2014)
Colin Blunstone『Collected』について
Colin Blunstoneの『Collected』は、2014年にリリースされたコンピレーション作品。英ロック/ポップの文脈で知られる彼のソロ活動を、まとめて追いやすい一枚になっている。2018年盤として流通しているが、作品そのものは2014年のリリースとして扱われる。
Colin Blunstoneという歌声
Colin Blunstoneは、The Zombiesのシンガーとして出発したイングランドの歌手、ソングライター、ミュージシャン。1960年代から活動を続け、ソロでは1971年の『One Year』で本格的に独立したキャリアを築いた人物だ。The Zombiesでの活動と並行して、ソロでも長く作品を重ねてきたことが、この『Collected』にもつながっている。
作品の輪郭
収録内容は、RockとPopを軸にしたソロ期の楽曲群。スタイルとしてはSoft Rock、Symphonic Rockの要素が見えやすい。バンド時代の緊張感よりも、声の柔らかさやメロディの運びが前に出るタイプで、楽器の厚みを持たせたアレンジと、落ち着いた歌唱が印象に残る構成になりやすい。
Colin Blunstoneの音楽は、同時代の英国ポップ/ロックの流れの中でも、The Zombiesや、近い質感を持つソフトロック系のアーティストと並べて語られることが多い。派手さよりも、旋律の流れと声の存在感で聴かせるタイプという見方がしやすい。
ソロ活動の位置づけ
この『Collected』は、The Zombiesのヴォーカリストという顔だけでなく、ソロ・アーティストとしてのColin Blunstoneを見渡すための編集盤という位置づけになりそうだ。1960年代のバンド活動、1970年代以降のソロ作品、そして後年の活動までを通して、彼の歌声がどのように機能してきたかを確認できる内容。
ひとこと
Colin Blunstoneの作品は、派手な主張を前面に出すというより、歌声とメロディの輪郭でじわりと聴かせるタイプ。『Collected』も、その持ち味をコンパクトに追える編集盤として位置づけられる一枚だ。
トラックリスト
- A1 She’s Not There
- A2 Tell Her No
- A3 Summertime
- A4 Time Of The Season
- A5 Say You Don’t Mind
- A6 Caroline Goodbye
- A7 Misty Roses
- A8 I Don’t Believe In Miracles
- B1 How Could We Dare To Be Wrong
- B2 Andorra
- B3 Keep The Curtains Closed Today
- B4 Exclusively For Me
- B5 Pianes
- B6 Ain’t It Funny
- B7 I Want Some More
- C1 What Becomes Of The Broken Hearted
- C2 Wonderful
- C3 The Tracks Of My Tears
- C4 Old And Wise
- C5 The Eagle Will Rise Again
- C6 Miles Away
- D1 Home
- D2 Sanctuary
- D3 In My Mind A Miracle
- D4 Any Other Way
- D5 The Ghost Of You And Me
- D6 Though You Are Far Away
- D7 So Much More