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The Icicle Works – Evangeline (1987)

The Icicle Works「Evangeline」について

The Icicle Worksは、1980年にリヴァプールで結成されたUKグループで、1983年の「Love is a Wonderful Colour」で広く知られるようになったバンドだ。UKチャートではこの曲が最大のヒットになっている。Ian McNabbを中心に、当時のUKインディー/ロックの流れの中で活動していたグループで、この「Evangeline」は1987年の作品として出ている。

作品の位置づけ

「Evangeline」は、The Icicle Worksの1987年のリリース。バンドの初期の代表曲である「Love is a Wonderful Colour」から数年後の時期にあたり、よりアルバム単位でバンドの輪郭を追う流れの中にある1枚として見える。メンバーにはIan McNabb、Zak Starkey、Richard Naiff、Chris Sharrock、Chris Layhe、Paul Burgess、Roy Corkill、Dave Baldwin、Mark Revell、Dave Greenの名前が並ぶ。

内容と音の印象

収録は4トラック構成の12インチ盤。ロックを基調にした演奏で、インディー・ロックの枠に置かれる作品らしく、ギターの存在感と曲の推進力が前に出るタイプの記録として受け取れる。The Icicle Worksらしい、メロディを軸にした作り込みが見える作品だ。

実際に聴くと、華やかさよりも曲の運びとバンドのまとまりが先に来る。Ian McNabbの作曲家としての感触が前に出やすいバンドだが、この時期の作品でもその性格は保たれている。派手な装飾で押すというより、曲そのものの構成で聴かせる印象。

同時代の文脈

1980年代後半のUKロック/インディーの空気の中では、The Icicle Worksはメジャーな大ヒットを重ねるタイプというより、楽曲の質感で覚えられるバンドのひとつだ。リヴァプール出身という点でも、同じ都市圏から出てきた多くのUKバンドと並べて語られることが多い。

「Love is a Wonderful Colour」がバンド最大のヒットであることを踏まえると、「Evangeline」はその代表曲のような知名度で語られるというより、当時のバンドの活動を追ううえで押さえておきたい一作という位置づけになっている。

初回盤の仕様

初回プレスには巨大なポスターが付属していた。フロント・スリーヴには、ポスター付きの初回盤を示す白いステッカーが貼られており、「4 track 12″ BEG 181 TP includes poster」と記載されている。さらに、両ラベルとも「A SIDE」と表記されているが、B面側はミスプリントになっている。ランアウトはすべて手書き刻印だ。

まとめ

「Evangeline」は、The Icicle Worksの1987年の活動を切り取ったUK盤。初期ヒット「Love is a Wonderful Colour」で知られるバンドの、その後の時期を示す記録として見やすい。ポスター付き初回盤やラベルのミスプリントなど、物としての特徴もはっきりしている。

トラックリスト

  • A – Evangeline
  • B1 – Everybody Loves To Play The Fool
  • B2 – Waiting In The Wings
  • B3 – Evangeline (Demo Version)

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2026.07.19
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