Communions – Communions EP (2015)
Communions「Communions EP」について
Communionsは、コペンハーゲンのMayhemというスタジオ兼ライブスペースを拠点に活動していた若い4人組。IceageやLowerと同じ環境から出てきたバンドとして紹介されることが多く、2015年に登場したこの「Communions EP」は、その初期像をつかむうえで分かりやすい作品だ。
ジャンルはRock、スタイルはIndie Rock。音の輪郭は比較的はっきりしていて、ギターの鳴りとリズムの推進力で進むタイプのEPに見える。勢いだけで押し切るというより、メロディと音の硬さが並ぶような作りで、同時代の北欧インディーやポストパンク周辺の空気も感じさせる。
作品の位置づけ
このEPは、Communionsというバンドの名前を最初に広く印象づけた時期のリリースとして捉えやすい。2015年の作品として、のちの活動へつながる出発点のひとつと言える。
メンバーはJacob Van Deurs Formann、Mads Rehof、Martin Rehof、Frederik Lind Köppenの4人。バンドの成り立ちとしては、コペンハーゲンの新しいパンク、インダストリアル、シンセ系の動きと近い場所にいたことがプロフィールからもわかる。
サウンドの印象
このEPでは、インディーロックらしい軽快さの中に、やや硬質な質感がある。ギターは前に出て、演奏はきっちりまとまっていて、都会的な冷たさと若いバンドらしい直進感が同居しているように聴こえる。
IceageやLowerと同じ街の空気を共有しているという背景を踏まえると、単なるギターポップではなく、コペンハーゲンの地下シーンに接続した作品として見ることもできる。
関連情報
- アーティスト名: Communions
- タイトル: Communions EP
- オリジナルリリース年: 2015年
- ジャンル: Rock
- スタイル: Indie Rock
公式サイトやBandcamp、Facebook、Twitterも公開されていて、バンドの動きはそちらから追えるようになっている。2015年時点のCommunionsを知る入口として、このEPはそのまま置いておきやすい一枚だ。
トラックリスト
- A1 Forget It’s A Dream
- A2 Out Of My World
- B1 Restless Hours
- B2 Summer’s Oath
- B3 Wherever