• TOP
  • Rock
  • Infringement – Alienism (2019)

Infringement – Alienism (2019)

Infringement『Alienism』について

『Alienism』は、ノルウェー・オスロのプログレッシブ・ロック・バンド、Infringementが2019年に発表した作品です。バンドは2015年、オスロのアパートメントで、The Windmillのギタリストとしても知られるStig Andre Clason、Kristoffer Utby、Hans Andreas Brandalが、ウイスキーと音楽談義をきっかけに集まったところから始まったとされています。そこから形になったのが、このバンドの初期作品群です。

公式プロフィールでは、Infringementの音楽はロックとシンフォニック・ロックの流れを土台にしたプログレッシブ・ロックとして紹介されています。『Alienism』も、その説明に沿う位置づけの1枚と見てよさそうです。北欧のプログ・シーンらしく、演奏の組み立てや構成重視の姿勢が前に出るタイプの作品として受け取られてきたようです。

作品の位置づけ

2019年のリリースということで、バンドにとっては比較的早い段階の重要作にあたります。メンバー表記はBård Torstensen、Espen Larsen、Kristoffer Utby、Hans Andreas Brandal、Stig André Clason。オスロ発のプログ・バンドとしての輪郭を示す内容で、バンドの基本線を確認できる作品として扱われています。

同時代の北欧プログレッシブ・ロックの文脈では、演奏の密度や曲の展開を重視するバンド群と並べて語られることが多いタイプです。The Windmill周辺の流れや、シンフォニック寄りのプログレッシブ・ロックに関心が向く слушき手には、名前が挙がりやすい存在といえるでしょう。

パッケージ仕様

  • ゲートフォールド・ジャケット
  • フロントにハイプステッカー付き
  • カラーカードボード製LPスリーブ封入
  • PVCスリーブ入り
  • 限定200枚
  • サイン入り・ナンバリング入り

盤としては、コレクション性の高い仕様です。限定200枚のサイン入り・ナンバリング入りという点は、作品の発表時の存在感を強める要素になっています。

音楽的な見どころ

実際に聴いた印象として語られることが多いのは、ロックの骨格を保ちながら、曲の展開や楽器の重なりで聴かせる作りです。派手な一発よりも、楽曲全体の流れや構成で引っ張るタイプのプログレッシブ・ロックとして受け止められやすい内容です。

また、バンドの成り立ちにある「音楽好きが集まって始まった」という背景も、そのまま作品の姿勢に通じているように見えます。演奏のまとまりやアンサンブルの感触を軸にした作品として、ノルウェーのプログ・ロックの中で自然に位置づく1枚です。

まとめ

『Alienism』は、オスロ拠点のInfringementが2019年に示したプログレッシブ・ロック作品です。ロックとシンフォニック・ロックの土台を持ちつつ、北欧らしい構成重視の手つきで進む1枚として、バンドの出発点と方向性を確認できる内容になっています。限定盤の仕様も含めて、作品そのものだけでなくフィジカル面でも印象を残すリリースです。

トラックリスト

  • A1 – Disorder (7:58)
  • A2 – Triad (10:37)
  • B1 – Therapy (4:37)
  • B2 – Delirium (16:56)

関連動画

2026.08.11
この記事をシェア