The Big Dish – Creeping Up On Jesus (1988)

The Big Dish「Creeping Up On Jesus」

スコットランド出身のポップ・ロック・バンド、The Big Dishによる1988年の作品。1983年にエアドリーで結成され、Steven Lindsayを中心にメンバーを入れ替えながら活動していたグループで、この時期の作品はバンドの輪郭をつかみやすい一枚として見えてくる。

作品の位置づけ

1986年から1991年にかけて3枚のアルバムを残したThe Big Dishにとって、「Creeping Up On Jesus」は初期の流れにあるタイトル。ロックとポップを土台にした構成で、バンドの持つメロディ重視の感覚が前に出る。

サウンドの印象

演奏は、派手に押し切るというより、リズムをきっちり支えながら曲を進めるタイプ。ギター、ベース、ドラムの組み立てに、ポップ・ロックらしい整理された録音の空気が重なる。80年代後半のヨーロッパ圏のロック作品らしい、輪郭のはっきりした音像として受け取れそうだ。

同時代とのつながり

同時代の英国ロックやポップの文脈で見ると、メロディを軸にしたバンド・サウンドという点が目につく。派手な実験性よりも、曲の流れや歌の置き方を大事にする方向性で、当時のポップ・ロックの一つのかたちとして位置づけられる。

クレジット

  • アーティスト: The Big Dish
  • タイトル: Creeping Up On Jesus
  • リリース年: 1988年
  • ジャンル: Rock / Pop
  • スタイル: Pop Rock
  • メンバー: Steven Lindsay, Raymond Docherty, Brian McFie, Allan Dumbreck, Oreste Gargaro

1988年のヨーロッパ産ポップ・ロックとして、The Big Dishの基本形を確認できる作品。バンドの活動初期から中期へ向かう流れの中で、曲作りと演奏のバランスが見えやすい一枚といえる。

トラックリスト

  • A1 Life
  • A2 Waiting For The Parade
  • A3 Faith Healer
  • A4 Burn
  • A5 Swansong
  • B1 European Rain
  • B2 Jean
  • B3 Monday
  • B4 Wishing Time
  • B5 Where Do You Live

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2026.05.17