• TOP
  • Rock
  • Claudio Simonetti’s Goblin – George A. Romero’s Dawn Of The Dead (2018)

Claudio Simonetti’s Goblin – George A. Romero’s Dawn Of The Dead (2018)

Claudio Simonetti’s Goblin『George A. Romero’s Dawn Of The Dead』について

Claudio Simonetti’s Goblinによる『George A. Romero’s Dawn Of The Dead』は、ゾンビ映画『Dawn of the Dead』に結びついた音楽を、Claudio Simonettiの名義であらためてまとめた作品です。リリース年は2018年。リリース国はイタリアで、ロック/プログレッシブ・ロックの文脈に置かれる1枚です。

Claudio Simonetti’s Goblinは、イタリアのプログレッシブ・ロック/映画音楽の系譜を引くプロジェクトで、Goblinの中心人物Claudio Simonettiが率いる編成です。もともとGoblinはホラー映画音楽で知られ、特に映画との結びつきが強いバンドとして語られてきた存在です。その流れの中で、この作品も「映画音楽を演奏するGoblin」という立ち位置がはっきりした内容になっている。

作品の位置づけ

『Dawn of the Dead』は、George A. Romero監督の同名映画に関連する作品として位置づけられる。Goblinとホラー映画の関係を考えると、かなり自然な題材であり、バンドの文脈をそのまま受け継いだ企画と言える。

オリジナルのGoblinは、映画『Profondo Rosso』『Suspiria』などで広く知られてきたが、『Dawn of the Dead』もその系譜に連なる代表的な題材のひとつ。映画音楽とプログレッシブ・ロックの接点を、演奏主体の作品として見せるタイプのアルバムになっている。

内容と聴きどころ

この作品は、映画に紐づくサウンドを前面に出した構成で、シンセサイザー、キーボード、リズム隊の役割がはっきりしているはずの内容だ。Claudio Simonettiの鍵盤を軸に、Titta Tani、Bruno Previtali、Federico Amorosi、Federico Maragoni、Daniele Amador、Cecilia Nappoらが参加している。

映画音楽としての緊張感と、バンド演奏としての推進力が同居するタイプの作品で、オリジナル映画を知っていると場面のイメージが立ちやすい。こうした再演・再構築型の作品では、単なる懐古ではなく、現在の編成でどう鳴らすかが見どころになるが、このアルバムもその点に注目が集まりやすい1枚だ。

パッケージ面

この盤にはゲートフォールド仕様のポスターが付属する。コレクション性を意識した作りで、ジャケットとあわせて作品世界を楽しめる仕様になっている。

Claudio SimonettiとGoblinの流れ

Claudio Simonettiは、Goblinの初期メンバーとして映画音楽史に名前を残してきた人物で、のちに自らの名を冠したClaudio Simonetti’s Goblinとして活動を続けている。2010年代以降は、過去の代表作を現在の編成で再提示する動きが目立ち、この作品もその流れの中にある。

映画音楽、イタリアン・プログレ、ホラーのイメージが重なるところにある作品で、Goblinの代表的な持ち味を確認できるタイトルのひとつと言えそうだ。

トラックリスト

  • A1 – L’alba Dei Morti Viventi
  • A2 – Zombi
  • A3 – At The Safari
  • A4 – Torte In Faccia
  • A5 – Zaratozom
  • A6 – La Caccia
  • B1 – Tirassegno
  • B2 – Oblio
  • B3 – Risveglio
  • B4 – Zombi Sexy
  • B5 – Supermarket
  • B6 – L’alba Dei Morti Viventi (Live In Tokyo)
  • B7 – Zaratozom (Live In Helsinki)

関連動画

2026.08.29
この記事をシェア