The Bathers – Unusual Places To Die (1987)
The Bathers『Unusual Places To Die』(1987)
『Unusual Places To Die』は、スコットランド・グラスゴーで結成されたThe Bathersによる1987年の作品。Friends Again解散後に動き出したバンドで、実質的にはシンガーソングライター、Chris Thomsonのためのユニットとして知られている。UKのロック/ポップの流れの中にありながら、アコースティックな手触りとインディー・ロック寄りの感覚を持つ1枚。
バンドの位置づけ
The Bathersは、1985年にグラスゴーで始動したスコットランドのチェンバー・ポップ・バンド。メンバーにはJames Locke、Callum McNair、Chris Thomson、Fermina Haze、Hazel Morrison、Sam Loup、Greer Kitsonが名を連ねる。Chris Thomsonを中心に据えた形で活動しており、この時期の作品は、その作家性を前面に出したものとして捉えやすい。
サウンドの印象
ジャンル表記はRock、Pop、スタイルはAcoustic、Indie Rock。大きく派手に押し出すタイプというより、楽器の鳴りや歌の輪郭を丁寧に聴かせる方向の作品として受け取れそうだ。チェンバー・ポップ由来の編成感を背景にしつつ、UKインディーらしい距離感も感じられる内容。
同時代のUKインディーや、Friends Again周辺の流れを思わせる部分もあり、80年代後半のロック/ポップの中で、より室内楽的な組み立てに寄った立ち位置が見えてくる。派手なヒット曲で引っ張るというより、アルバム全体のまとまりで聴かせるタイプの作品といえそうだ。
作品の基本情報
- アーティスト: The Bathers
- タイトル: Unusual Places To Die
- オリジナル・リリース年: 1987
- リリース国: UK
- アーティストの国: UK
- ジャンル: Rock, Pop
- スタイル: Acoustic, Indie Rock
ひとこと
『Unusual Places To Die』は、The Bathersの初期像を示す1987年の作品。Chris Thomsonを軸にしたソングライティングと、アコースティック寄りの質感が印象に残る1枚として、グラスゴー周辺のUKインディー文脈の中で見ていける作品だ。
トラックリスト
- A1 Perpetual Adoration (3:30)
- A2 Latta’s Dream (3:15)
- A3 Fancy Dress (4:17)
- A4 Time Regained (7:00)
- B1 Take Me Back To The Brooklands (5:20)
- B2 Candide (4:00)
- B3 Juju Peach (2:58)
- B4 Unusual Places To Drive (1:43)
- B5 Isn’t She Shining (3:00)
- B6 Fortuny (2:00)