Lipps, Inc. – Pucker Up (1980)
Lipps, Inc. / Pucker Up
Minneapolis出身のファンク/ディスコ・バンド、Lipps, Inc.が1980年に発表した作品。シンシア・ジョンソンのリード・ボーカルとサックスを軸に、スティーヴン・グリーンバーグが多くの楽曲を作曲・プロデュースしていたグループで、この時期のディスコ・サウンドを代表する流れの中にある1枚。
作品の位置づけ
Lipps, Inc.は、1979年のデビュー・シングル「Rock It」、そしてデビュー・アルバム『Mouth to Mouth』で活動を開始している。その後の「Funkytown」が世界的な大ヒットとなり、グループ名を広く知らしめた。『Pucker Up』は、その初期の勢いの中で出た1980年の作品で、バンドの初期像をつかむうえで重要な位置にある。
サウンドの印象
ジャンル表記はElectronic、Funk / Soul、スタイルはDisco。リズム・セクションを前に出したダンス志向の作りで、ベースのうねりとストレートな4つ打ち、シンセのフレーズが楽曲を引っ張るタイプの音作りが中心。シンシア・ジョンソンの歌声とサックスが入ることで、機械的になりすぎず、ファンク寄りの質感も残している。
同時代とのつながり
1979年から1980年にかけてのディスコ終盤の空気を感じる内容で、ダンス・フロア向けの明快さと、ファンク由来のグルーヴが同居している。Lipps, Inc.はミネアポリスのバンドとしても知られ、のちの同地のファンク/ポップ勢を思わせる、タイトな演奏と都会的なビート感が特徴的な流れにある。
代表曲について
このグループを語るうえで外せないのが「Funkytown」。全米Billboard Hot 100とダンス・チャートの両方で1位を記録し、世界各国でも大きなヒットになった。『Pucker Up』も、その代表曲で知られるバンドの初期作品として聴かれている。
リリース情報
- アーティスト: Lipps, Inc.
- タイトル: Pucker Up
- オリジナル・リリース年: 1980年
- リリース国: Japan
- ジャンル: Electronic, Funk / Soul
- スタイル: Disco
ディスコの終盤にあたる時期の、Lipps, Inc.らしいダンス指向の一作。グループの核にあるシンシア・ジョンソンのボーカルと、スティーヴン・グリーンバーグの制作面が見えやすい内容になっている。
トラックリスト
- A1 How Long
- A2 Tight Pair
- B3 Always Lookin’
- B4 The Gossip Song
- B5 There They Are
- B6 Jazzy