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Deep Purple – Machine Head (1972)

Deep Purple『Machine Head』について

Deep Purpleの『Machine Head』は、1972年に発表されたハードロック作品で、同年に日本盤も出たアルバムです。バンドは1968年にイングランドで結成され、Led ZeppelinやBlack Sabbathと並んで、ヘヴィメタルやモダン・ハードロックの初期を形づくった存在として語られてきた。『Machine Head』は、その流れの中でも特に広く知られた一枚で、Deep Purpleの代表作として扱われることが多い作品です。

作品の位置づけ

この時期のDeep Purpleは、いわゆるMark II編成。Ian Gillan、Ritchie Blackmore、Roger Glover、Jon Lord、Ian Paiceという布陣で、バンドの完成度が高まっていた時期に当たる。『Machine Head』は、その編成の強さがはっきり出たアルバムで、演奏の推進力と各メンバーの役割分担が明快です。ハードロックの定番盤として扱われるのも、構成のわかりやすさとバンドの一体感があるからだろう。

収録曲と代表曲

このアルバムでまず触れられるのは「Smoke on the Water」。ライブでも定番で、ギターのリフはロック史の中でも非常に知られたものです。実際、この曲は曲全体よりも、冒頭のリフで作品の名前を覚えた人も多いはずです。

「Highway Star」も重要な曲。スピード感のある展開と、Jon Lordのオルガン、Ritchie Blackmoreのギターが前に出る作りで、Deep Purpleの音を端的に示している。ほかにも「Lazy」「Space Truckin’」など、演奏の切れ味がそのままアルバムの印象につながる曲が並びます。

内容の印象

『Machine Head』は、リフ、オルガン、ドラム、ボーカルがぶつかり合うというより、各パートが役割を持って進んでいく作り。Ian Gillanの歌は高音域で強く、Ian Paiceのドラムはテンポを押し出す。Jon Lordのキーボードはギターと並んで前面に出て、Deep Purpleらしい音の厚みを作っている。ハードロックの中でも、ブルース寄りの土台と、クラシック音楽由来の要素が同居しているのがこのバンドの特徴で、その特徴がよく見える作品です。

同時代のハードロックを見渡すと、Led Zeppelinがリズムのグルーヴで押す場面が多く、Black Sabbathが重さを前面に出していたのに対し、Deep Purpleは演奏の速さとアンサンブルの明快さが印象に残る。『Machine Head』は、その違いがはっきり出たアルバムとしても読めます。

日本盤について

今回の盤は1972年の日本初回盤で、グリーン・レーベル仕様。価格は¥2,000表記で、さらにセカンドのシルバー・ジャパン・ツアー帯付きという案内になっています。日本盤としての初期流通を示す情報がまとまっている一枚で、国内での受容の早さもうかがえる内容です。

まとめ

『Machine Head』は、Deep PurpleのMark II期を代表する作品であり、ハードロックの基本形の一つとして長く参照されてきたアルバムです。「Smoke on the Water」の存在感は大きいものの、アルバム全体としても演奏の密度が高く、バンドの個性が曲ごとに明確に出ている。Deep Purpleというバンドの名前を理解するうえで、外せないタイトルの一つだと言えます。

トラックリスト

  • A1 – Highway Star (6:05)
  • A2 – Maybe I’m A Leo (4:51)
  • A3 – Pictures Of Home (5:03)
  • A4 – Never Before (3:56)
  • B1 – Smoke On The Water (5:40)
  • B2 – Lazy (7:19)
  • B3 – Space Truckin’ (4:31)

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2026.09.16
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