Mark McGuire – VDSQ – Solo Acoustic Volume Two (2009)
Mark McGuire『VDSQ – Solo Acoustic Volume Two』について
Mark McGuireは、アメリカ・オハイオ州クリーヴランド生まれのギタリストで、ソロ活動に加えてEmeraldsのメンバーとしても知られるアーティストだ。ギターを軸にしながら、ボーカル、テープ、キーボードなども扱う人物で、この『VDSQ – Solo Acoustic Volume Two』は2009年に発表された作品になる。
作品の輪郭
本作は、タイトルの通りアコースティック・ギターを中心に据えた内容で、ジャンルとしては Folk, World, & Country、スタイルとしては Acoustic、Folk に位置づけられている。エレクトリック寄りの音作りで知られる文脈とは少し距離を置き、弦の鳴りや指のタッチがそのまま伝わるような、素朴な質感が前に出る一枚という印象だ。
音の重なりや派手な展開で押すタイプではなく、ギターのフレーズを軸にした静かな進行が中心になりそうな作品だ。アコースティック・フォークの基本線に沿いながら、Mark McGuireらしい演奏感がにじむ位置づけとして捉えられる。
Mark McGuireというアーティストの中で
Mark McGuireは、Emeraldsでの活動を通じて知られる一方、ソロではギター表現を中心にした作品を展開している。本作は、そのソロ活動の中でもアコースティックな側面を示すタイトルとして見ておける。バンドでの音響的なアプローチとは別に、個人の演奏に近い距離感を感じさせる内容になっている可能性が高い。
同時代の文脈
2000年代後半のアメリカでは、インディー・フォークやアコースティック・ギターを軸にした作品が多く見られた時期でもある。Mark McGuireのように、実験的なバックグラウンドを持ちながらフォーク/アコースティックの形式に向かう動きは、この時代の流れの中でも興味深い位置だ。純粋なシンガーソングライター作品というより、演奏そのものに意識が向いたギター作品として受け取られやすいだろう。
まとめ
『VDSQ – Solo Acoustic Volume Two』は、2009年のMark McGuireによるアコースティック・ギター作品として整理できる。Emeraldsでの活動ともつながるアーティストの輪郭を踏まえると、ソロでの弦楽器表現を確認できる一作として見えてくる。ジャンル表記はフォーク寄りだが、演奏の質感を楽しむタイプの作品として位置づけられる。
トラックリスト
- A1 At First Sight
- A2 Vitamins
- A3 Second Thoughts
- B1 Front Porch Breeze
- B2 Burning Leaves