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Eyes Of Blue – The Crossroads Of Time (1968)

Eyes Of Blue「The Crossroads Of Time」について

「The Crossroads Of Time」は、ウェールズ・ニース出身のプログレッシブ・ロック・バンド、Eyes Of Blueによる作品で、オリジナルは1968年のリリースとなる。バンドは1960年代前半に結成され、Chuck Stallion、The Mustangsを経てEyes Of Blueへと名を変えていった経歴を持つ。1960年代の南ウェールズのロック・シーンで評価を高めた後、メンバーの入れ替わりを経ながら活動を続けたグループである。

バンドの位置づけ

Eyes Of Blueは、初期にはソウル色のあるR&Bバンドとしてスタートし、その後にキーボードを含む編成へ発展した。フィル・ライアン、ジョン・ウェザーズ、ゲイリー・ピックフォード=ホプキンスといったメンバーが加わった時期の流れは、後の英国プログレッシブ・ロックへつながる音作りを感じさせる要素として知られている。特にPhil Ryanの存在はバンドの輪郭をはっきりさせる要因になっている。

作品の内容と聴きどころ

「The Crossroads Of Time」は、当時の英国ロックらしく、ギター、オルガン、ヴォーカルを軸にした演奏の組み立てが見どころになる作品として語られることが多い。収録曲の中では、展開のある構成や、バンド全体で進めていくアンサンブルが印象に残るタイプの録音である。シングルで広く知られた代表曲中心の作品というより、アルバム全体の流れで聴かれる性格が強い。

歌詞や曲の構成には、1960年代後半の英国ロックに通じる感触があり、ブルース、R&B、サイケデリックの周辺を通りながら、プログレッシブ・ロックへ向かう過程の一枚として見ることができる。派手なヒット曲を前面に出すタイプではなく、バンドの演奏と編成の変化を確認する資料性もある作品である。

同時代との関係

同時代の英国バンドでいうと、キーボードを含む編成、R&Bからの発展、長めの構成を持つ楽曲という点で、後のプログレッシブ・ロック勢と地続きの印象がある。Eyes Of Blueは大きな商業的成功で知られるグループというより、南ウェールズのシーンから出てきた実力派として位置づけられることが多い。

なお、バンドは後にThe Imposters名義でシングルを出し、さらに1971年にはBig Sleepへと改名している。こうした変遷も含めて見ると、「The Crossroads Of Time」はEyes Of Blueという名義の時期を代表する記録のひとつと言えそうだ。

ドイツ盤について

今回の盤はドイツでのリリースで、限定500枚とされている。オリジナルの1968年盤と比べると、再発盤としての流通形態が異なり、コレクション用途で手に取られることの多いタイプだろう。盤ごとの音質やマスターの違いまで断定はできないが、少数プレスの再発盤として扱われている点は確認できる。

まとめ

「The Crossroads Of Time」は、Eyes Of Blueの成り立ちや1960年代後半の英国ロックの流れをたどるうえで、ひとつの節目になる作品である。R&B由来のバンドが、キーボードを含む編成でプログレッシブ・ロックへ接近していく、その途中の空気が残る一枚だ。

トラックリスト

  • A1 – Crossroads Of Time (5:00)
  • A2 – Never Care (3:19)
  • A3 – I’ll Be Your Friend (3:49)
  • A4 – 7 + 7 Is (2:33)
  • A5 – Prodigal Son (5:27)
  • B1 – Largo (3:15)
  • B2 – Love Is The Law (5:16)
  • B3 – Yesterday (4:23)
  • B4 – I Wonder Why (3:15)
  • B5 – World Of Emotion (2:50)
  • B6 – Inspiration For A New Day (3:09)

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2026.07.11
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