England – The Last Of The Jubblies (Silver Edition) (1997)
England『The Last Of The Jubblies (Silver Edition)』について
Englandは、イングランド南東部メイドストーン出身のプログレッシブ・ロック・バンドだ。1975年に結成され、1980年代初頭まで活動し、その後2005年ごろに再結成されている。『The Last Of The Jubblies (Silver Edition)』は、そんなEnglandの作品のひとつで、オリジナルは1997年のリリースとして知られている。2017年にはドイツで盤が出ている。
作品の位置づけ
Englandは、シンフォニック・ロック寄りの構成感と、プログレッシブ・ロックらしい展開の多さを持つバンドとして語られることが多い。1970年代から続く英国プログレの文脈に置くと、YesやGenesis、Camelのような流れを思わせる要素がありつつも、よりローカルなバンドらしい編成感と手触りが見える。『The Last Of The Jubblies』も、そのバンドの活動史のなかで後年に位置する一枚として捉えられる。
サウンドの印象
ジャンル表記はRock、スタイルはProg RockとSymphonic Rock。こうしたタグからは、曲ごとのパート展開、鍵盤を軸にしたアレンジ、組曲的な構成が連想される。派手なギミックで押すタイプというより、楽曲の流れと積み重ねで聴かせる質感の作品として見るのが自然だろう。
プログレッシブ・ロックの中でも、シンフォニック寄りの作品は、メロディと構成の両方を追う楽しさがある。このレコードも、そうした英国プログレらしい組み立てを持つ一枚として受け取れそうだ。
メンバー
- Alec Johnson
- Jode Leigh
- Robert Webb
- Jaffa
- Frank Holland
- Martin Henderson
- Maggie Alexander
- Steve Laffy
- Phil Gill
補足
Englandというバンド名は同名グループもあるが、この作品はメイドストーン出身の英国プログレ・バンドEnglandのものだ。関連情報としては、バンドのWikipediaページや、Gardenshed Musicのアーカイブが参照先として挙げられる。
1990年代の作品として見ても、1970年代から続く英国プログレの系譜を引きながら、再評価や再編の流れのなかで語られるタイプのレコードだと言えそうだ。
トラックリスト
- A1 Creepin’ Instrumental (6:32)
- A2 A One-Legged Day Tale (8:58)
- A3 Tooting Bec Rope Case (8:41)
- A4 Mister Meener (3:35)
- B1 Ridge Farm (8:24)
- B2 Flying Saucers (5:24)
- B3 Sausage Pie (5:14)
- B4 Hotel ‘Live’ (Extract) (6:48)