Rebekka – Phoenix (1982)
Rebekka「Phoenix」について
Rebekkaの「Phoenix」は、1982年にドイツでリリースされた作品だ。バイエルン州アウクスブルクで1972年に結成されたドイツのプログレッシブ・フォーク・バンド、Rebekkaによるアルバムで、クラシック、フォーク、さらに民族音楽やインド音楽の要素を取り込んだグループとして知られている。
この時期のRebekkaは、Rockの枠の中でもProg Rock寄りの作りで活動していたバンドとして位置づけられる。メンバーにはJürgen Schlachter、Achim Zscheile、Hubert Schneider、Marion Weldert、Christoph B. Imler、Peter Laubmeier、Martin Schneider-Weldertの名が並ぶ。
作品の位置づけ
1982年作の「Phoenix」は、Rebekkaの1980年代初頭の活動を示す一枚として見ることができる。バンドは1986年に解散しており、その活動後期にあたる時期の作品でもある。
タイトルの「Phoenix」は、作品名としても印象に残るが、盤面の表記には「Diese Platte enthält garantiert keine neue Tanzmusik」(このレコードには新しいダンス音楽は入っていない)という文言が添えられている。内容を直接説明する一文ではあるが、少なくとも当時のグループの姿勢やユーモアを示す要素として目を引く。バンド・ロゴのステッカーと白黒の宣伝写真も付属していた。
サウンドの文脈
Rebekkaは、ドイツのプログレッシブ・フォーク系バンドとして、クラシックや民族音楽の要素を取り入れていた点が特徴だ。1970年代から80年代初頭にかけての欧州プログレッシブ・ロック周辺では、同様にフォークや古楽的な要素を織り込むバンドが少なくなく、そうした流れの中で捉えやすいグループだ。
同時代のドイツ勢という意味では、ハードなロックとは距離を置きながら、構成の細かさや楽器編成の工夫で聴かせるタイプの作品群と並べて語られることが多い。Rebekkaもその文脈にあるバンドといえる。
リリース情報
- アーティスト: Rebekka
- タイトル: Phoenix
- オリジナルリリース年: 1982年
- 盤のリリース年: 1982年
- リリース国: ドイツ
- レーベル表記: ℗ © 1982 Rebekka / MADE IN GERMANY
- ジャンル: Rock
- スタイル: Prog Rock
まとめ
「Phoenix」は、ドイツ・バイエルン出身のRebekkaが1982年に残した、プログレッシブ・フォーク色の強い一作だ。クラシック、フォーク、民族音楽、インド音楽の要素を含むというバンドの背景を踏まえると、この作品もまた、80年代初頭のドイツのプログレッシブ・ロックの一断面として見えてくる。
トラックリスト
- A1 – Swan Song (8:01)
- A2 – Lithphas (7:20)
- A3 – Odyssee (5:09)
- B1 – Phoenix (10:53)
- B2 – Iris-(Imaginary Regards Of An Irish Sun) (3:13)
- B3 – Floating Dawn (6:15)