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Stonebolt – Stonebolt (1978)

Stonebolt『Stonebolt』について

Stoneboltは、カナダ・バンクーバー出身のロック・バンドによる1978年作の1枚です。バンド名をそのままタイトルにした本作は、グループの初期像をそのまま示すようなセルフタイトル盤で、Ray RoperとDavid Jay Willsのツイン・ヴォーカルを軸に、ギター、キーボード、ベース、ドラムがきっちり組み合わさった内容になっている。クレジットを見るだけでも、当時のカナディアン・ロックらしい、演奏重視の編成が見えてくる作品です。

バンドの成り立ちと作品の位置

Stoneboltはバンクーバーを拠点に活動したカナダのロック・バンドで、Ray Roper(guitars, vocals)、David Jay Wills(vocals)、Dan Atchison(bass)、John Webster(keyboards)、Brian Lousley(drums, percussion, vocals)というメンバー構成。のちにキーボード奏者として知られるJohn Websterの名前も見えるあたり、バンドの中で鍵盤が重要な役割を担っていたことがうかがえる。

この1978年の『Stonebolt』は、バンド名を冠した最初のアルバムで、グループの基本形を示す作品と見てよさそうです。カナダのロック・シーンでは、同時代にApril WineやTriumphのようなバンドが存在感を強めていた時期で、Stoneboltもその流れの中にあるバンドとして捉えやすい。派手な装飾より、曲の骨格とバンド・アンサンブルを前に出すタイプの1枚という印象です。

サウンドの印象

この時代の北米ロックらしく、ギターを中心にしたバンド・サウンドが軸。ツイン・ヴォーカルの使い分けがあることで、曲ごとの表情が変わりやすく、メロディを押し出す場面と、ロック・バンドとしての押しの強さを出す場面とが分かれやすい構成です。キーボードが入ることで、ただ硬いだけではない広がりも作っている。

実際に聴くと、演奏のきっちりしたまとまりと、歌メロを前に出す作りが目につくタイプの作品。大きく攻めるというより、楽曲ごとのフックを積み上げていく印象が残る1枚です。

ヒット曲・代表曲について

Stoneboltは後年、シングル「I Will Still Love You」で知られるようになるバンドです。ただしこの曲は本作より後の時期の代表曲で、1978年のこのアルバム時点では、バンドの基礎固めの段階にある作品として見るのが自然です。セルフタイトル盤らしく、のちの活動につながる音の土台がここにある。

日本盤について

今回の日本盤には、4ページの日本語/英語ピクチャー・歌詞インサートと帯が付属する。こうした仕様は当時の国内盤らしい作りで、アートワークや歌詞を追いやすい点が特徴です。輸入盤中心で聴かれやすいジャンルの作品でも、国内盤ならではの付加情報が見やすい形でまとまっている。

まとめ

『Stonebolt』は、1978年時点のカナディアン・ロック・バンドの姿をそのまま写したようなセルフタイトル作です。ギター、鍵盤、ツイン・ヴォーカルを軸にした構成で、バンドの基本線がよくわかる内容。Stoneboltという名前を最初に聴くなら、まずここから入るのが自然な1枚です。

トラックリスト

  • A1 – Was It You
  • A2 – I Will Still Love You`
  • A3 – One Man’s Heartache
  • A4 – Sail On
  • B1 – The Shadow
  • B2 – Do It Right (Do It Again)
  • B3 – Singin’ In The Street
  • B4 – Queen Of The Night
  • B5 – Stay In Line

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2026.07.07
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