Joakim Skogsberg – Jola Rota (1972)

Joakim Skogsberg『Jola Rota』について
Joakim Skogsbergの『Jola Rota』は、1972年に発表されたスウェーデン産のロック/フォーク作品。サイケデリック・ロックとノルディックな感触が重なる、北欧らしい空気をまとった一枚として捉えやすい内容だ。
作品の位置づけ
Joakim Skogsbergは、のちに主にアーティストとして活動していく人物で、この作品はその初期にあたる時期の記録。プロフィール上では、1971年の『Jola Rota (Gump 2)』にも触れられており、本作はその流れの中にあるアルバムとして見ることができる。音楽活動の本数は多くないため、彼のディスコグラフィーの中でも存在感のある一枚といえそうだ。
サウンドの印象
ジャンル表記はRock、Folk、World、& Countryで、スタイルはPsychedelic Rock、Nordic。ロックの骨格にフォーク由来の素朴さが乗り、そこへ北欧的な冷たさや広がりが加わるタイプの作品として想像しやすい。リズムは派手に前へ出るというより、演奏全体を支える形で進んでいく印象。録音も、きらびやかに磨き上げるというより、当時らしい少しざらついた質感が似合いそうなタイプだ。
参加メンバーと周辺
プロフィールには、KebnekajseのメンバーであるMats Glenngård、Thomas Netzler、Göran Lagerberg、さらにプロデューサーのPugh Rogefeldtが関わっていたことが記されている。こうした顔ぶれからも、70年代初頭のスウェーデン・ロックの文脈の中で生まれた作品であることが見えてくる。フォーク、実験性、ロックの感覚が近い距離で混ざる時代の空気。
盤のリリースについて
この盤は2013年リリース。オリジナルの1972年作品を、後年の形で手に取れる一枚という位置づけになる。
まとめ
『Jola Rota』は、Joakim Skogsbergの初期活動を示す作品であり、70年代スウェーデンのロックとフォークの接点を感じさせるアルバム。サイケデリックな響きと北欧的な輪郭、その両方が見えやすい記録として整理できる。
トラックリスト
- A1 Jola Från Ingbo
- A2 Offer Rota
- A3 Fridens Liljor
- B1 Besvärjelse Rota
- B2 Jola Från Stensäte
- B3 Jola Från Leksand