Neal Morse – Jesus Christ The Exorcist (2019)

Neal Morse - Jesus Christ The Exorcist

Neal Morse『Jesus Christ The Exorcist』について

Neal Morseによる『Jesus Christ The Exorcist』は、2019年に登場したロック・オペラ作品だ。プログ・ロック、ゴスペル、ロックの要素を軸にした構成で、物語性の強い長編作としてまとめられている。Neal Morseはアメリカ出身のマルチ・インストゥルメンタリストで、Spock’s Beard、Neal Morse Band、Flying Colors、TransAtlanticなどで活動してきた人物として知られる。

作品の輪郭

タイトルの通り、キリストを題材にしたコンセプト作品で、ロック・オペラとしての性格がはっきりしている。楽曲ごとの展開を追いながら物語を進めていくタイプで、プログ・ロックらしい組曲的な構成や、場面転換の多い流れが印象に残る。

サウンド面では、キーボードを中心にした厚みのあるアレンジ、ロック寄りのバンド・サウンド、合唱的な広がりが組み合わさっている。リズムは曲ごとに切り替わりが多く、演奏の密度も高め。録音の空気感は比較的明瞭で、各パートの役割が追いやすい作りに思える。

Neal Morseにとっての位置づけ

Neal Morseは、長くプログ・ロックの文脈で活動してきたアーティストだが、この作品でもその作曲スタイルが前面に出ている。バンド・プロジェクトでの活動と並び、ソロ名義でも大きな構想を持った作品を形にしてきた流れの中にある一枚といえる。宗教的なテーマや劇的な展開を持つ点も、彼の作風をよく示している。

同時代・ジャンルの文脈

2010年代後半のプログ・ロックでは、クラシック・ロックの語法やロック・オペラ的な構成を現代的な録音でまとめる作品が目立つ。このアルバムも、その流れの中で、長尺構成と物語性を重視した作りになっている。ゴスペル的な要素を含むところも、ジャンル横断的な広がりにつながっている。

基本情報

  • アーティスト: Neal Morse
  • タイトル: Jesus Christ The Exorcist
  • オリジナル・リリース年: 2019年
  • リリース国: Europe
  • ジャンル: Rock / Folk, World, & Country
  • スタイル: Prog Rock, Rock Opera, Gospel

トラックリスト

  • A1 Introducing (2:31)
  • A2 Overture (3:19)
  • A3 Getaway (2:41)
  • A4 Gather The People (5:17)
  • A5 Jeses’ Baptism (3:09)
  • B1 Jeses’ Temptation (10:18)
  • B2 There’s A Highway (4:06)
  • B3 The Woman Of Seven Devils (5:41)
  • B4 Free At Last (5:05)
  • C1 The Madman Of The Gadarenes (7:04)
  • C2 Love Has Called My Name (4:14)
  • C3 Better Weather (1:42)
  • C4 The Keys To The Kingdom (4:48)
  • C5 Get Behind Me Satan (3:23)
  • D1 He Must Go To The Cross (3:10)
  • D2 Jerusalem (3:55)
  • D3 Hearts Full Of Holes (3:40)
  • D4 The Last Super (3:50)
  • D5 Gethsemane (7:39)
  • E1 Jeses Before The Concil And Peter’s Denial (3:12)
  • E2 Judas’ Death (3:33)
  • E3 Jeses Before Pilate And The Crucifixion (8:14)
  • F1 Mary At The Tomb (2:45)
  • F2 The Greatest Love Of All (5:00)
  • F3 Lover Has Called My Name (Reprise) (1:30)

関連動画

2026.05.06