Rabbitt – Boys Will Be Boys! (1976)

Rabbitt - Boys Will Be Boys!

Rabbitt『Boys Will Be Boys!』について

『Boys Will Be Boys!』は、南アフリカのロック・バンド、Rabbittによる作品で、オリジナルは1976年のリリース。ここで取り上げる盤は1977年盤で、バンドの代表的な時期を伝える一枚として扱える内容だ。RabbittはもともとThe Conglomerationとして始まり、1972年にRabbittへ発展したという経歴を持つ。

バンドの輪郭

メンバーはDuncan Faure、Trevor Rabin、Neil Cloud、Ronald Friedman。ロックを軸にした編成で、当時のバンドらしい推進力のある演奏が中心にある。特にTrevor Rabinの存在は大きく、後年の活動も含めて名前が知られるが、この時期はバンドとしてのまとまりが前面に出ている印象だ。

サウンドの印象

音の立ち上がりは比較的はっきりしていて、リズムの押し出しが強いタイプのロックとして捉えやすい。ギターが前に出る場面もあり、リフを軸に曲を進める構成が目立つ。録音も、過度に飾り立てるよりは演奏の勢いをそのまま残す方向に寄っているように感じられる。

同時代のロックと比べると、ハードロック寄りの推進力や、70年代中盤らしいバンド・サウンドの感触がある。英国系ロックの文脈で語られることもありそうだが、Rabbittの場合は南アフリカのバンドという出自がまず印象に残るところだ。

作品の位置づけ

『Boys Will Be Boys!』は、Rabbittが活動の中で築いたバンド像を示す一作として見やすい。デビュー期の勢いを引き継ぎつつ、演奏面のまとまりを確認できる時期の作品という受け取り方ができる。バンドの名前を追ううえでも、Trevor Rabinを含むこの編成を知るうえでも、ひとつの基点になっている。

まとめ

南アフリカ発のロック・バンドRabbittによる『Boys Will Be Boys!』は、1970年代ロックの流れの中で、バンドの演奏感と時代性をそのまま伝える作品だ。ギター主体の進行、まっすぐなリズム、バンドとしての一体感。そうした要素がまとまった一枚として見えてくる。

トラックリスト

  • A1 Something’s Going Wrong With My Baby (3:51)
  • A2 Savage (4:43)
  • A3 Lifeline (6:00)
  • A4 Locomotive Breath (3:44)
  • B1 Hard Ride (4:06)
  • B2 Baby’s Leaving (2:22)
  • B3 Eventides (2:33)
  • B4 Looking For The Man (3:03)
  • B5 Death Of Tulio (0:25)
  • B6 Charlie (2:51)

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2026.05.11