Big Big Train – Woodcut (2026)

Big Big Train『Woodcut』
Big Big Trainは、1990年に結成されたイングランド・ボーンマス拠点のプログレッシブ・ロック・バンド。ソングライターのGreg Spawtonを軸に活動を続けてきたグループで、本作『Woodcut』は2026年の作品として位置づけられる。
作品の輪郭
ジャンルはロック、スタイルはプログ・ロック。Big Big Trainらしい、組曲的な展開や緻密なアレンジを想像させるタイトルで、バンドの長いキャリアの中でも近年の編成を反映した一枚と見られる。現メンバーにはGreg Spawton、Rikard Sjöblom、Nick D’Virgilio、Alberto Bravinが並ぶ。
Big Big Trainは、英国プログレの流れを受け継ぎながら、過度に派手すぎない構成美と、メロディの積み重ねで聴かせるタイプのバンドとして知られている。『Woodcut』でも、そうした作風が中心にあると考えられる。
サウンドの印象
Big Big Trainの音像は、ギター、キーボード、ドラムを軸にしつつ、楽器の重なりを丁寧に組み上げていく質感が特徴的。リズムはきっちりと組まれ、曲によっては拍の流れに細かな変化が入ることも多い。録音は輪郭がはっきりしていて、各パートの分離感があるタイプの仕上がりになりやすい。
派手な歪みで押し切るというより、音の層を少しずつ増やしていく作り。そこに歌とコーラスが乗ることで、重厚さと透明感が同居するような聴き味につながっている。
バンドの中での位置づけ
Big Big Trainは1990年の結成以来、メンバー交代を重ねながら活動を継続してきた。現在はGreg Spawtonが最後のオリジナル・メンバーとしてバンドを支えている。David Longdon期を経て、現在の編成に移ってからの作品という意味でも、『Woodcut』はバンドの現在地を示す一枚として捉えられる。
英国プログレの文脈では、70年代的な叙情や構築性を参照しつつ、現代的な録音でまとめる流れが続いている。Big Big Trainもその延長線上にあるバンドで、『Woodcut』はその系譜の中に置ける作品といえる。
基本情報
- アーティスト: Big Big Train
- タイトル: Woodcut
- リリース年: 2026
- ジャンル: Rock
- スタイル: Prog Rock
- アーティストの国: Europe
- リリース国: Europe
トラックリスト
- A1 Inkwell Black (0:56)
- A2 The Artist (7:16)
- A3 The Lie Of The Land (2:56)
- A4 The Sharpest Blade (4:16)
- B1 Albion Press (5:46)
- B2 Arcadia (5:46)
- B3 Second Press (0:37)
- B4 Warp And Weft (3:45)
- C1 Chimaera (5:37)
- C2 Dead Point (5:28)
- C3 Light Without Heat (3:22)
- C4 Dreams In Black And White (2:34)
- D1 Cut And Run (6:19)
- D2 Hawthorn White (1:54)
- D3 Counting Stars (5:40)
- D4 Last Stand (3:34)