Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich – Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich (1966)

Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich - Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich

Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich / Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich

Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich は、1960年代の英国ポップ・シーンで人気を集めたロック・バンドです。このアルバム Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich は、オリジナルは 1966年 の作品で、ここで扱う盤は 1967年リリース。グループ名そのままのタイトルが示す通り、バンドのカラーを前面に出した一枚です。

作品の輪郭

ジャンルはロック、スタイルはポップ・ロック。演奏の中心には、当時の英国バンドらしい歯切れのよいビート感と、メロディをしっかり前に出す作りが見えます。派手さよりも、曲のフックとリズムのまとまりで聴かせるタイプの音像。録音も、60年代中盤のポップ・ロックらしい、やや乾いた質感と明快な分離感が印象に残ります。

メンバーは Dave Harman、Trevor Davies、John Dymond、Mick Wilson、Ian Amey、Peter Lucas。ボーカル、ギター、ベース、ドラムがきれいに噛み合う編成で、シンプルなバンド・サウンドの中に、当時らしい軽快さが通っています。

サウンドの特徴

  • リズムは前に進むタイプのビート感
  • ギターは輪郭がはっきりした鳴り
  • ボーカルはメロディを押し出す作り
  • 全体はポップ寄りのロック・アレンジ

同時代の英国ポップ/ロックと比べると、いわゆるハードな方向ではなく、親しみやすいメロディと整ったアンサンブルが軸になっている印象です。60年代中盤のヒット志向のバンド・サウンド、その流れの中に置ける作品と言えそうです。

アーティストの位置づけ

Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich にとっては、英国での成功で知られる彼らの個性がまとまって見える時期の作品。バンド名を冠したアルバムという点でも、グループの基本形を示す役割があるように感じられます。派手な実験より、当時のポップ・ロックの手触りをそのまま残した一枚。

1966年のオリジナル作品としての空気感を、1967年盤でもそのまま追える内容。60年代英国ポップ・ロックの一断面として、バンドの持ち味が素直に出たレコードです。

トラックリスト

  • A1 DDD-BMT
  • A2 We’ve Got A Good Thing Goin’
  • A3 Here’s A Heart
  • A4 Something I Gotta Tell You
  • A5 All I Want To Do
  • A6 Frustration
  • A7 Hold Tight!
  • B1 Hard To Love You
  • B2 Nose For Trouble
  • B3 No More Love
  • B4 After Tonight
  • B5 No Time
  • B6 Double Agent

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2026.05.05