E-I-E-I-O – Land Of Opportunity (1986)

E-I-E-I-O『Land Of Opportunity』について
『Land Of Opportunity』は、米ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のインディー・ロック・バンド、E-I-E-I-Oによる1986年のレコード。ロックを基調にしながら、カントリー・ロックとインディー・ロックの要素を重ねた作品として位置づけられる。
バンドの背景
E-I-E-I-Oは1980年代に結成された、ミルウォーキーのバンド。メンバーにはMike Hoffmann、Mike Gorman、Scott Gorsuch、Rob Harding、Steve Summers、Richard Szeluga、Tommy Ciaccioが名を連ねる。アメリカ中西部のローカルな空気を背にしたグループとして見ていくと、当時のインディー・ロックの文脈に自然に収まる存在だ。
サウンドの輪郭
ジャンル表記にある通り、土台はロックで、そこにカントリー・ロックらしい乾いた響きが加わるタイプの作品と受け取れる。ビートは前に進む感触があり、ギターは飾り立てすぎず、素朴な質感を残した鳴りが想像しやすい。録音も、過度に磨き込まれた印象よりは、バンドのまとまりや演奏の手触りが見えやすい方向にあるように見える。
時代とのつながり
1986年という時期は、アメリカのインディー・ロックが各地で少しずつ輪郭を強めていった頃でもある。E-I-E-I-Oの『Land Of Opportunity』も、その流れの中で、メジャー寄りのロックとは少し距離を置いた、地方都市発のバンドらしい感触を持つ一枚として捉えやすい。カントリー・ロックの要素を含みつつ、インディーらしい軽さと粗さを残すあたりが、この作品の見どころになっている。
まとめ
『Land Of Opportunity』は、E-I-E-I-Oという1980年代ミルウォーキー発のバンドを知るうえで手がかりになるレコード。ロック、カントリー・ロック、インディー・ロックの接点に置かれた作品として、当時のアメリカン・インディーの空気を伝える一枚といえる。