Zlatko Manojlović – Jednoj Ženi (1983)

Zlatko Manojlović『Jednoj Ženi』について
Zlatko Manojlovićの『Jednoj Ženi』は、1983年に発表されたロック作品で、ジャンルとしてはプログレッシブ・ロックに位置づけられる一枚。Zlatko Manojlovićはセルビア出身のギタリスト、作曲家、シンガーで、旧ユーゴ圏の複数のロック・バンドで活動してきた人物として知られる。ソロ作では、そのキャリアの中で培った演奏力と作曲感覚がまとまった形で表れている印象だ。
作品の輪郭
本作は、ロックを土台にしながら、楽曲の展開や構成にプログレッシブ・ロックらしい要素を含む作品として捉えられる。ギターを軸にした進行、曲ごとの構成の変化、リズムの組み立てなど、演奏面に耳が向きやすい内容。派手な装飾というより、楽曲の流れと演奏の連動で聴かせるタイプの作品という印象。
録音の雰囲気は、1980年代前半のロック作品らしい質感を持つ。音の輪郭は比較的はっきりしていて、バンド演奏のまとまりが前に出る場面が多い。ギターの存在感が大きく、曲の推進力を支える役割を担っている。
アーティストの位置づけ
Zlatko Manojlovićは、旧ユーゴスラビアのロック・シーンでDžentlmeni、Fleš、Dah、Gordiといったバンドに関わってきたギタリストであり、本作もその流れの中にあるソロ活動の一作。1984年以降はドイツで活動し、国際的な仕事も重ねていくが、『Jednoj Ženi』はその前段階にあたる時期の作品として見ることができる。
この時期のユーゴ圏ロックは、ハードロックやプログレッシブ・ロックの要素を持つ作品が多く、演奏力を前面に出す流れも強かった。その文脈の中で見ると、本作もギタリスト主導のロック作品として位置づけやすい。
盤としての情報
- アーティスト: Zlatko Manojlović
- タイトル: Jednoj Ženi
- 作品の年: 1983年
- 盤のリリース年: 1986年
- ジャンル: Rock
- スタイル: Prog Rock
1983年の作品として捉えると、Zlatko Manojlovićの作曲家・ギタリストとしての輪郭が見えやすい一枚。ロックの骨格を保ちながら、プログレッシブな組み立てを含む内容として整理できる。
トラックリスト
- A1 Jednoj Ženi (Instrumental)
- A2 Balada Za Tebe
- A3 Ponekad Ću Da Ti Se Javim
- A4 Hej, Šta Radiš
- B1 Trebaš Mi
- B2 Volim Vas Zauvek
- B3 Sweet, Sweet, Credit
- B4 Nikad Neću Biti Tvoj
- B5 Lovac Na Snove (Instrumental)