Ernie Johnson – Just In Time (1985)
Ernie Johnson「Just In Time」について
Ernie Johnsonによる「Just In Time」は、1985年に登場したUS盤の作品。ソウル・ブルースを軸に、ファンクやブルースの要素をつないだ一枚として位置づけられる。Ernie Johnsonはルイジアナ州ウィンスボロ生まれで、のちにテキサス州ダラスへ移ってから本格的に歌い始めた人物。バンドThe Soul Blendersを率い、1968年には「Lovin You」/「Cold Cold Heart」で初録音を残している。
作品の立ち位置
「Just In Time」は、そうしたキャリアを重ねたのちの1985年作。長く歌い続けてきたソウル・ブルース・シンガーとしての持ち味がまとまった時期の録音と見られる。サンフランシスコやモントレーのブルース・フェスティバルにも出演してきた経歴を踏まえると、スタジオ作品であっても、ライブ感のある歌い回しやバンドの押し出しを想像しやすい。
サウンドの印象
ジャンル表記はFunk / Soul、Blues。なので、ブルースの土台にソウルの歌心、そこへファンク寄りのリズム感が重なるタイプの一枚として捉えられる。派手に作り込むというより、歌とグルーヴを前に置いた質感が中心になりやすい系統だろう。Ernie Johnsonのようなソウル・ブルース系のシンガーでは、同時代のブルースや南部ソウルの流れと近い空気が感じられることも多い。
アーティストの背景
Ernie Johnsonは、ルイジアナ生まれ、ダラスで活動を広げたシンガー。1960年代後半から録音を始め、その後も複数のアルバムを発表している。アーティスト名が同名別人のソウル歌手と混同されやすい点はあるが、この作品はルイジアナ出身のソウル・ブルース・マン、Ernie Johnsonの流れにあるもの。
まとめ
「Just In Time」は、1980年代半ばのソウル・ブルース作品として、Ernie Johnsonの歌い手としての履歴がそのまま反映された一枚と見てよさそうだ。ブルースの骨格、ソウルの歌唱、ファンク由来のリズム感、そのあたりが交差する地点にある作品。
トラックリスト
- A1 Just In Time
- A2 You’re About To Succeed
- A3 Party All Night
- A4 You’re Gonna Miss Me
- B1 Mouth To Mouth Resusciation
- B2 In My Dreams
- B3 Cold Woman
- B4 Give Me A Little Bit Of Your Loving