Big Big Train – The Underfall Yard (2009)
Big Big Train『The Underfall Yard』
イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、Big Big Trainによる『The Underfall Yard』は、2009年に発表されたアルバムだ。バンドは1990年に結成され、Greg Spawtonを中心に活動を続けてきた。シンフォニック・ロックの要素を含む構成で、英国的な叙情と緻密なアレンジを軸にした作品として知られている。
作品の位置づけ
この時期のBig Big Trainは、現代プログレの中でも、楽曲の展開と物語性を重視するバンドとして存在感を強めていく流れにある。『The Underfall Yard』は、その方向性がはっきりと形になったアルバムのひとつとして捉えられるだろう。David Longdonがヴォーカルを務め、バンドの音楽性に歌の表情が加わっている。
サウンドの特徴
サウンドは、ギター、キーボード、ベース、ドラムを中心にした厚みのあるアンサンブルが軸。プログレッシブ・ロックらしい長めの構成と、シンフォニック・ロック寄りのレイヤー感が組み合わさっている。演奏は細かく組み立てられていて、派手さよりも積み重ねで聴かせるタイプの作りだ。
英国の風景や歴史を思わせるような題材と、ドラマ性のある展開が結びついているのもこのバンドらしいところ。比較の文脈では、GenesisやYes、Camelといった英国プログレの流れを思わせる場面がある一方で、現代的な録音の輪郭も感じられる。
代表曲として触れられる曲
アルバムを語るうえでは、表題曲「The Underfall Yard」が中心になるだろう。組曲的な構成を持つ楽曲で、アルバム全体の軸として機能している。加えて、バンドの代表的な楽曲のひとつとして「The Underfall Yard」が挙げられることも多い。
盤について
ここで扱うのは2021年盤だが、作品自体のオリジナルは2009年。Big Big Trainのディスコグラフィーの中でも、バンドの完成度を押し上げた時期の重要作として見られている。
- アーティスト: Big Big Train
- タイトル: The Underfall Yard
- オリジナル・リリース: 2009年
- 盤のリリース: 2021年
- 国: UK
- ジャンル: Rock
- スタイル: Prog Rock / Symphonic Rock
トラックリスト
- A1 Evening Star
- A2 Master James Of St. George
- B1 Victorian Brickwork
- C1 Last Train
- C2 Winchester Diver
- D1 The Underfall Yard
- E1 Prelude To The Underfall Yard
- E2 The Underfall Yard (2020 Studio Version)
- Songs From The Shoreline
- F2 Brew And Burgh